

プラットフォーム
プラットフォーム本部 プラットフォーム技術部
大原 紳司
工学部 信頼性情報システム工学科 修了

具体的には四国管内全域に配備されている支線系ネットワーク機器の老朽取替や、情勢に応じた支社・営業所の移転/統廃合に伴うネットワーク機器の新規導入などを行っています。また、昨今の新型コロナウイルス拡大によるオフィス分散や社員研修で用いる資料の電子化(ペーパーレス化)、山間部等の不感地帯におけるスマートグラスなどのウェアラブル端末の利用を目的とした無線アクセスポイント増設に向けて検討を進めています。 必要に応じて現地ユーザーさまの要望のヒアリングおよび現地調査を行いながら、最適なネットワーク環境設定が実現出来るよう新規機種機能の動作検証なども実施しています。

私自身も「ネットワーク」という視覚的に全体が見えにくい世界において、何が原因で接続出来ないのか、機器特有の仕様なのか未知/既存のバグなのか、または機器故障などの他の理由によるものなのかなど、様々な事象に遭遇し頭を抱えてしまうことがあります。原因の特定と改善に向けて自分なりに奮闘してみるものの、即解決出来るケースばかりではないのが現実で、期日が目前に迫るにつれ、ただ焦ることしかできませんでした。そんな状況下であっても冷静に対応している先輩や上長のご助言もあり、様々な視点からログ調査や分析を行うことで要因を特定し、ネットワーク環境を構築できたときに、助けられながらも何とかやり遂げれた喜びは今でも忘れられません。

残念ながら最終選考で不合格となってしまいましたが、一足先にSTNetへ入社した同級生がイキイキと仕事の話をしている姿を見てどうしてもSTNetへ就職してみたいという気持ちが強くなったため、大学の臨時職員として後輩の研究支援をしつつ、1年間の就職浪人を経てSTNetへリベンジ入社することが出来ました。今では同級生でもあり、会社の先輩でもある仲間達と一緒に仕事をする機会も増え、諦めずにSTNetへの応募をし続けて良かったなと思います。

また、働き方改革の一環として導入されたフレックスタイムや在宅勤務制度を活用しながら、膨大なIoTデータを収集・蓄積・分析するためのIoTプラットフォームの開発や、新たなビジネスモデルの創出を目指したDX推進、日々変化するサイバー攻撃に対する多層防御など、あらゆる分野においてもプライベートと両立させながら知識・経験・個性を活かせられるのがSTNetの魅力です。

熱中できるものは今後のご自身のモチベーションにも繋がりますし、入社後も幅広い年代の諸先輩方との共通話題のきっかけとなり、コミュニケーションの幅が広がります。日々の業務だけに限らず、プライベートにおいても情報収集を重ね世界の情勢変化も意識しながら、楽しみながらその道のプロフェッショナルを目指していただけたらと思います。
