中期戦略

当社は、事業の方向性を示す中期戦略を策定し、事業の発展・拡大に取り組んでいますが、近年、当社を取り巻く事業環境は大きく変化し、新たな課題が顕在化しつつあります。
例えば、コロナ禍をはじめとする急速な環境変化に対応するために、データとデジタル技術を活用して、サービスやビジネスモデルを変革するとともに、業務や組織、企業文化などを変革する動きが加速しています。
また、クラウドやAIなどの技術の進展により、世界規模の巨大な事業者からベンチャー企業まで様々な事業者が、新たなサービスを次々と投入しており、これまでとは異なるレベルで競争が繰り広げられています。
さらには、世界規模での環境問題の深刻化により、カーボンニュートラルへの対応が求められる時代になっています。
こうした激動する時代に、情報通信分野に身を置く当社が、引き続きお客さまの期待に応え、お客さまから選択されるためには、自らを変革し、進化し続ける必要があることから、新たな羅針盤として最終年度を2025年度とする中期戦略を、2023年3月に策定しました。

(1)目指す姿

当社は、「時代の変化に先んじて自らを変革し、新たな価値創造に挑戦することで、お客さまの暮らし方や働き方を広げていく企業へ」進化する。

(2)中期戦略の全体像

3つの革新を通じて、STNetを変革します。

〇事業ポートフォリオの革新
成長・着実領域で生み出した資源を、将来の成長に向けて挑戦領域に積極的に活用し、経営資源の循環を促進することで会社全体のポートフォリオを変革・強固にします。

〇業務の革新
より良いサービス提供・お客さま対応を実現しつつ、より高い収益性を実現するために、全社で業務プロセスや組織間連携の抜本的な見直しによる業務効率化を推進します。

〇事業を支える経営基盤の革新
経営基盤の強靭化を図るために、人材の育成や充実、働きやすい環境の継続的な整備、事業の質的向上などに取り組みます。

(3)数値目標等

[数値目標]
  • 営業利益額      80億円以上(2025年度)

[経営指標]
  • 成長(戦略)投資額  60億円程度(3ヵ年累計)

なお、中期戦略の概要につきましては、別紙をご参照ください。
【別紙】 STNet中期戦略

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