STNetでは、先端技術分野における新たな価値創出や新事業の可能性を追求するため、次世代無線通信、IoT対応プラットフォーム、AIを利用したデータ分析、セキュリティ技術等の調査・研究等、ICTの技術で地域の課題を解決する様々な研究を行っています。
また、研究にあたっては、当社が保有する技術や知見を最大限に活かしつつ、他の企業さま等と協力しながら、お客さまの目線に立った研究を行っています。

成果事例動画

主な研究開発事例

ローカル5G実証実験

さまざまな産業から注目される、次世代移動通信システム

ローカル5Gは、企業や自治体が自らの建物や敷地内で、独自に構築できる5Gネットワークであり、工場のスマート化のほか、様々な分野での利活用が期待されています。
当社では、ローカル5Gに関する活用ノウハウや利用技術の獲得を目指して、総務省から ローカル5Gの実験試験局免許を取得し、実証実験を進めております。実証実験では、オフィス、工場、プラント等でのローカル5G活用を想定し、屋内外の様々な実フィールド環境で5G電波の伝搬特性の測定や通信エリア設計の検証を行うとともに、ローカル5Gを利用したアプリケーション実験や、現在有線で提供している通信サービスのラストワンマイルへの適用実験などを行っています。


IoTプラットフォームの活用実験

クラウドの利点を最大限に活かすプラットフォームを目指して

IoTプラットフォームとは、様々なセンサーからの膨大なデータを収集、蓄積し、集めたデータから新たな価値を生み出すための分析を行う基盤です。
この基盤を利用することで、機器やフィールドの状態監視や異常検知などを行うことができることから、様々な業務への活用が期待できます。
当社では、四国電気保安協会と共同で、電気設備の保安管理業務の高度化・効率化を目指したスマート保安技術の導入に向けて、様々なデータを効率的に収集・蓄積することができる、IoTプラットフォームの実証実験に取り組んでいます。


ドローンとAIによる農業IoT

AI・IoTで四国の農業の課題解決を

AIやIoTといった先端技術は、農業分野においても活用が期待されています。お米の生産現場では、害虫対策や水の管理などの課題が山積みです。
そこで当社では、ドローンとAIによって水田にいる害虫を早期検知する仕組みや、水田に設置した水位センサーからの情報をモバイル通信で収集し、リモートで水位を管理できるIoTなどを研究しています。